♪今練習している曲
♪こんにちは。今、郡山市民合唱団が練習している曲をご紹介いたします。♪
まずは寺山修司の詩に信長貴富が作曲した、『ヒスイ』という曲の練習を始めました。
私たちが練習しているのは、ピアノ伴奏がついた混声合唱版です。親しみやすいとても良い曲です。寺山修司の詩がなんともほろ苦いですね。二人は幸せになったのでしょうか。
ヒスイ
寺山修司 詩
なみだを遠い草原に
ヒスイをきみのてのひらに
過ぎ去った夏に
そう歌った石よ
それはまばゆいばかりの緑
小さな大自然
なみだを遠い草原に
ヒスイをきみのてのひらに
だがヒスイは買うにはあまりにも
高価すぎて
ぼくはあまりにも
貧しかった
だからこそ僕は歌ったのだ
せめて言葉の宝石で
二人の一日を
かざるために
なみだを遠い草原に
ヒスイをきみのてのひらに
それから、“宮沢賢治の詩による混声合唱曲集”から、無伴奏混声合唱のための『無声慟哭』の全曲を練習しています。
この曲は、林 光が作曲した名曲です。特徴的な拍子と和声が魅力的な曲です。
妹のトシを亡った賢治の深い悲しみを表現しています。
1. 鳥のように栗鼠のように
2. 二疋の大きな白い鳥が
3. 蜂が一ぴき・・・
4. きょうのうちに
以上の4曲です。
そして、谷川俊太郎の詩に信長貴富が作曲した、混声合唱曲集『かなしみはあたらしい』の全曲です。
この曲は、ポピュラー音楽の要素が多くあり誰でも楽しめるように作曲されていますが、谷川俊太郎の詩は常に私たちの心に問いかけてきます。ピアノパートも素敵な曲です。
1. 歌っていいですか
2. 泣いているきみ
3. かなしみはあたらしい
4. 未来へ
以上の4曲です。
その他に、中島みゆきが作詞・作曲した、『糸』『時代』『宙船(そらふね)』なども歌っています。合唱アレンジは、信長貴富です。
素敵な曲で、私たちの好きな曲です。
一緒に歌ってみたい方は、気軽に練習を見学に来てください。
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